あ いを
な げく日々は
た やすく
は やく
雲 のように飛ぶのです
の 原の上に
影 を落として
に おい立つ草の
あ おくささ
し たたる朝露に
た しかなもの
の こさずに
夢 のごとく消えるのを
を しみながら
お もっていました
い つかと感じたのは
か 去のこと
け がれなくただ愛を
て の中に抱いて
た おれ死んでいったのです

私 の話はどうでもいいでしょう
は かない夢のことなど
う そはつきません
わ たしの中で死んでいった私も
の こりの人生を営む私も
空 を飛ぶ雲から見たら
で い濘に溺れた愚か者でしょう
別 に、それでいいのです
れ ん花のようになれるなら
を のれの有様も悪くはありません
思 い通りに生きました、もう充分に
っ まずき転んで負った傷も
た ったひとりを愛した痕なのですから


YEN TOWN BAND『Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜』より




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