教 えてください
え いえんはどこへ行ったの
た め息の隙に
い つのまに消えてしまったの
君 だけが知っている
の ぞみの数だけある歓びも哀しみも
そ う思っていいでしょう?

ざ わめきの隙間から
い のちがこぼれていくの
を わりがあると私も知っているの

こ うして始まる毎日が止まる

な げかないで
に く体など粒子の塊だもの
も うすぐ儚く消えるけれど
す ぐ傍で私は残っていると知って欲しい
ば かげているかしら
ら い世より本当だと思ってるの
し らないなら私が教えてあげるから
い つまでも覚えていて

だ って私に永遠はないんだもの
っ き日が巡るようにいつか時を止める
て ん国なんて信じられないもの

私 だけのことじゃないから
の ぞむべくは
不 思議を全て解明する最期に
安 らかな眠りを
も しそれが叶うなら
消 えることはないでしょう
え 顔も、涙も、この手の中にしたまま
て のひらに感じるあたたかさに酔って
し ずかに息を引き取りましょう
ま わりをご覧なさい
う まれ変わり空気になって君を包んでいるから


ChamJam『Clover wish』より




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