あ したなんてないと思ってる
な つかしい思い出だけで出来上がるライフ
た った一つの後悔は
と うめいに光り この目を
の みこんでしまう
運 が良ければ
命 はあるかも
に ぎわう街の中こそに
き っと孤独はあるのでしょう
ら くに生きてきた罰ね
わ かったような顔で
れ つに並んでみたら
た いがい思い違いで
よ のなかは
う しろから巨大な影の口をあける
で も不思議と怖くないの
ひ とは独りで始まり独りで終わるの
と っくの昔に知ってたって
り せい的に頭では考えてる

何 度も味わったことのある
ら イフの
は てにある崖っ淵
じ っとして突端に立つと
ま るで谷底が手招きするよう
り 解はしてるの
も んだいは全て風向き次第
せ 界は難しいようで
ず っと易しい
に わかに雨が降り出して
お ちると思うと少し怖い
わ たしの
っ きた運ね
て を離したのはどちらが先だったかな
し りたくはないけど
ま わりまわって
っ ないだ手を思い出すことも
て んから何千フィートも降下するよう
わ かってくれる?
た だの女だったの
し らなかったの
は ずかしいほどくだらないライフに
ひ び割れた別離
と ても哀れだけれど
り んりんと雨は降りしきる

か ずかずの言葉も
さ かさまに受け止めれば
も う大丈夫ね
さ あ、さようならをしましょう
さ て、何も言わなかった二人だから
ず っと縛られていたわね、わたしたち
に た者どうし、今、解放されましょうね


♪ 矢野まき「傘もささずに」




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