だ れも居ない闇の底から
か らだごと浮かび上がるような
ら い世への予感
言 わずもがな
え い遠と信じられるのは
る ールに縛られた心を解き放ち
よ うやく朝日が見えたあの時

さ い後の言葉が「近くにいるよ」なんて
よ く深い君に相応しい
な おさら冷めていくでしょう
ら ピスラズリの色した空の下で
の み下した言葉を忘れられる
つ づきは永遠にない
ぎ 問もなくそれは理解できる
に ぎやかな街の真夜中の静けさ
あ れはまぼろし
る 転する命ならば
こ れ以上は望まない
と うとう終わりが見えてきました
ば かにしないでね
を しまいくらい優しくさせて

あ いしてるとか好きだとか
り 別に相応しいのかもしれない
が れきの心にはそれくらいしか響かないもの
と しを重ねて君にもわかったでしょう
う そは嘘のまま美しく忘れていくのだと


RAG FAIR『早春ラプソディ』より




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